ファイナンシャルプランナー 合格までの学習スケジュール 後編
いよいよ、【ファイナンシャルプランナー独学合格のための学習スケジュール後編】のご紹介です!
さて、ここまでの学習進捗状況はいかがでしょうか?
「取り組みたいメニュー」通りには進められない!という方も多いかもしれません。
そのような場合は、ご自身が取り組みたいメニューに適宜変えてもらっても大丈夫ですよ。
こちらはあくまで目安ですので、ご自身で取り組みやすいメニューから攻めて下さいね。
4週目
取り組みたいメニュー
CHAPTER 06相続・事業承継
4週目は最終科目【相続・事業承継】です。
相続って名前からして重たい、難しそう…って感じませんか?
確かに難易度の高いテーマではありますが、相続の基本から(相続とは?相続の種類など)しっかり学んでいけば、わりと大丈夫な科目です。
それに、相続って誰しも体験する出来事なので、相続知識があると将来かなり心強いですよ!
相続税は計算手順をしっかり理解すること
相続税の計算は一見難しくて飛ばそうかと思いましたが…(笑)、計算工程を一つひとつ理解していくと、案外簡単に答えにたどり着くことができました!むしろ楽しい!?と思えるほどです。
そんな風に思えたのはこの教科だけかも….。
数学は全くできない管理人ですが、筋道立てて考えるのはそこまでキライではないかもです。
相続税の計算は頻出!!計算手順をしっかり押さえよう!
まずは相続税を求めるための各工程をきちんと覚えましょう!
最初に①課税価格を計算、そのあと②総額を出して、最後に③納付額を計算ね!
というように全体の流れを覚えることが大切です。
この流れが分かっているとかなりスムーズに計算できますよ!
あとはひたすら数をこなしましょう。
計算工程が長い分、数日経つとあれ?何だっけ…?とスコーンと忘れてしまうことが多々あったため【一日一問相続計算を解く】という習慣を付けることで、確実に点数の取れる科目に変えることができました。
実務試験対策を本格的に進めよう
いくら学科試験を頑張っても、実務試験を落としてしまったら完全なるFP合格とはなりません。
実務試験のみ再受験も可能ですが、できれば学科・実務ともに合格し、一度で完全合格を手に入れたいですよね!
実務試験問題は早めの対策を!!
実務試験は6科目それぞれの計算問題から構成されています。
設問文が長く、読み解く力も必要になるため、早いうちから問題に慣れておくことが大切です!
5週目
取り組みたいメニュー 実務試験問題で間違えが多い科目
あっという間に5週目を迎えてしまいました。
自分の苦手科目をはじめ、時間が掛かったり何度も間違えてしまう問題など、自分の弱点が明確になってくる頃かと思います。
5週目は、そんな苦手科目をもう一度見直す週にしていきましょう。
さらに、1~2週目に学習した科目の知識、忘れていませんか…?
大丈夫です。人間は忘れる生き物です!忘れてしまったのなら、また頭に入れればいいだけです。
大切なのは受験当日にどれだけの知識量を持って挑めるか!です。
苦手な計算、理解の悪い用語をピックアップ!集中的に取り組もう!
直前期こそスキマ時間を大切に!
【過去問アプリ使ってますか?解答集は持ち歩いていますか?】
学習スケジュール前半期にお話したこのアイテム達、いよいよ本領発揮する時がやってきました!
いいですか?いまこそ本領発揮です!
今まで何となくやってきたスキマ時間の学習も、この時期からは本番試験を迎えるための貴重な時間となってきます。
ただでさえ、スキマ時間をかき集めたら結構な時間になりますからね。
この時期に覚えたことは本番試験に出やすいのです!
「本番直前=緊張感+最新の知識」
ちょっと何言ってるのか分からないですかね…?
つまり、本番直前期に行った勉強というのは記憶が新しく、緊張感も相まり、知識が通常時より深く鮮明に記憶されるということです。
ですから直前期の学習は、スキマ時間のわずかな勉強でさえ、試験当日に本領発揮できる大きな知識となり得るでしょう!
いよいよ直前予想模試の出番です!
5週目にあわせておこなって頂きたいのがこちらの【直前予想模試】です!
いよいよ出番といったところでしょうか。
5週目以前に取り組みたい気持ちもありましたが、管理人、とにかく6科目全て終えることで精一杯でした!
それに直前対策は本番試験と思って挑んで頂きたいので、できるだけ多くの知識が入っているこの時期に行うのがベストかな!と思います。
繰り返し伝えます。直前予想模試は、本番試験だと思って挑んで下さいね!
6週目
取り組んでほしいメニュー
①確実に点数が取れる問題を増やす ②過去問・直前問題・アプリ フル活用
苦手科目は捨てる
以前にもお話しましたが、ファイナンシャルプランナー試験は合計点で合否を判断します。
ですから点数が低い科目があっても他科目でカバーが可能です。
いや、何度も聞いたし分かってるよって思いますよね?
しかし人間おかしなもので、本能的に弱い部分を補いたい、諦めたくにないっていう感情が強く働く生き物なんです。
すみません。何が言いたいかというと、「時間はもうわずかです!苦手科目よりも確実に点数を取れる科目を優先しましょう!」
何度もお話していますが、管理人は不動産が大の苦手でした。
苦手科目対策デーを作っても、スキマ時間に集中的にやっても、やっぱりどうしても苦手でした。
単純にできないのです。そして点数が取れないのです。
何も今までのやり方を否定するわけではないのです。向き合う努力は必要ですし、諦めたくない気持ちもありましたから。
でもやっぱりキライなものはキライ、取れないものは取れない。
なのでここまで来たら、いい意味で捨てましょう。
最終週にやるべきことではありません!!
じゃあ苦手科目はやっぱり飛ばして本番を迎えるの?と思いますよね。そうではありません。
どうしてもできない科目、もう少し頑張ればできる科目、苦手にも色々だと思うんです。
ここでいう苦手は、「どう頑張ってもできない科目は捨てる」という意味です。
確実に点数が取れる科目を増やす
前項目の「苦手科目を捨てる」の続きのお話になりますが、捨てた取り返す努力が必要になります。
管理人は不動産を捨てましたので、やや苦手だった相続で穴埋めする方針を固めました。
以下のような解釈をおすすめします。
- 苦手レベル強 太刀打ちできない、捨てる
- 苦手レベル中 努力次第で点数化できるかも、つまり得意科目にできる可能性あり
- 苦手レベル弱 嫌いだけど点数は割と取れる、つまり得意科目にできる
苦手科目があるのは自然なこと!大切なのはいかに点数化できるようにするか!!
苦手レベル中と小は得意科目にできる可能性が十分あるため、試験直前の貴重な時間を苦手レベル強に費やすのは最高にもったいないと思いませんか!?
時間を有効的に使うというのは、自分にとってメリットのある学習方法を見出すということなのです。
ラストスパート!とことん得点力にこだわってみませんか?
まとめ
学習スケジュール後半をお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?
試験直前期とあって、やることも多く気持ちばかりあせってしまう方も多くいらっしゃるでしょう。
勉強とはテクニックです。自分にあったテクニックさえ掴めば合格難しくありません。
これはファイナンシャルプランナーに限った話ではありませんよね。
何かをやり遂げたい時、人は達成までのプランを立てます。
プランは何でもいいわけではありません。自分にあった勝てるプランを考えるでしょう。
この記事では効率よく独学で合格を勝ち取るテクニックをご紹介しました。
あなたの試験対策の手助けとなってくれることを願っております。
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