part①では「申し込みから教材選び」までを紹介させていただきました。
本日は「教科書の効果的な使い方」ついてお話していきたいと思います。
おすすめのテキストの使い方
ファイナンシャルプランナーの学科試験は以下の6科目から構成されています。
- ライフプランニングと資金計画
- リスクマネジメント
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
教科書は全6チャプター構成、そこから細かくセクションに分かれています。
とにかくFP試験合格に必要なことは、「問題を解く力を養うこと」に限ります。
教科書と丁寧に読むことも、もちろん大切ですが、何より実践力が必要です。
教科書を読んだらすぐに問題を解く
1チャプター読んだら、もしくは1セクション読んだら、すぐに問題を解きましょう。
「さらっと読んだだけだから問題なんて解けそうにないけど…?」
「教科書をカンペキにしてから問題を解きたいんだけど。」
なんて声が聞こえてきそうですが、実践力を養うためにはとにかく問題を解くことが大切です。
教科書の内容がしっかり頭に入ってなくても大丈夫です!
それにカンペキに頭に入れてからって、一体いつ、そのカンペキな状態になれますか?
もちろん教科書を読むことも大切ですが、それ以上に問題を解くことを意識しましょう。
- 1チャプターあるいは、1セクション読む
- 問題集を解く
- 分からないところを「解答解説編」を読んで理解する(ポイントをしっかり読みましょう)
- 解けなかった問題を教科書でたどって復習する
学習手順としてはこのような感じですが、慣れないうちは問題が全く解けず、解答集や教科書を眺める時間が多くなってしまうかと思います。
それでもいいです。問題を解くことを優先させたいという意識が大切です。
問題を解かなければ!という意識を持つだけで、教科書を読むスピードが自然と早くなっていることに気付くでしょう。自然と重要ポイントを探すような読み方をするようになります。
つまり「問題を解くための教科書の読み方」が身に付くのです。
苦手科目は後回しでもいい
学習を始めると、「全然理解できない苦手な科目」が出てくると思います(泣)
そういう時は、いっそ飛ばしましょう。
「え?今なんて?」
もう一度言いますよ。飛ばして下さい。
あまり一つの科目にこだわって時間を費やすことはおすすめできません。
FP試験は科目ごとの足切り点はなく、6科目の総合点で合否を判断します。
そのため、苦手な科目があっても他の科目でカバーが可能です。
苦手科目を深堀しすぎて挫折なんていう事態は避けたいものです。
ちなみに管理人は「不動産」が大の苦手でした。
もちろん後からやりますよ。飛ばしっぱなしではありません。
苦手科目はほどほどにやれればいいのです。
全6チャプターを一通り終えるためには、苦手科目に時間を掛けすぎないことが大切です。
なので、とりあえず今は飛ばしましょう。
持ち歩く
そうです。持ち歩いて下さい。
「みんなが欲しかったFPの教科書」は、第1部と第2部と分かれており、それぞれ厚さ1.5センチほど、サイズ小さく軽量なため、外出時に持ち歩きが可能です。
会社に行くまでの移動時間、休憩時間など少し読むだけでも違いが出てきますよ。
苦手科目を移動時間に読むなど、あえて少ない時間を苦手科目にあてるのもいいかもしれません。
苦手科目なので問題を解いたりしなくていいですよ。
管理人は朝の通勤時間、苦手科目である不動産にぼーっと目を通していました。
ぼーっと読んでるだけでも「苦手科目をスローペースでも進めている」という実績ができます。
持ち歩くことで、自分の好きな時間にサクッと読み返すことができるためオススメです。
ちなみに解答編だけ持って行ったこともあります。
解答編のポイント欄は要点が分かりやすくまとめられているため、非常に重宝しました。
ぜひ解答編を持ち歩くこともおすすめします。
まとめ
ファイナンシャルプランナーを1ヶ月半で独学合格する方法「part②」では、「おすすめのテキストの使い方」についてご紹介致しました。
この章のポイントは以下の通りです。
- 教科書を読んだらすぐに問題を解く
- 苦手科目は後回しでもいい
- 持ち歩く
ファイナンシャルプランナー試験に合格するためには、たくさんの問題を解いた実績が必要になります。
教科書で学んだことを活かし、数多くの問題にチャレンジしていきましょう。
問題が解けなくてもあせる必要はありません。
管理人も問題が解けず、というより解答を見ても分からないという状態でした…(汗)
しかし、問題を中心とした学習は重要ポイントを教科書から抜粋できる力を養えるため、非常に効率の良い方法と言えます。
問題数をこなしていくと、問題のクセや出題ポイントが理解できるようになってくるでしょう。
「ファイナンシャルプランナーは1ヶ月半で独学合格できる!! part③」では、「独学合格のための学習スケジュール」についてご紹介していきます。
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